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【動画】黄葉輝く福定の大銀杏 秋から冬へ季節彩る 

 和歌山県田辺市中辺路町福定の宝泉寺で大銀杏(おおいちょう)の黄葉が見頃を迎えている。中辺路の秋の風物詩として知られ、行楽客が続々と訪れている。

 市指定天然記念物。樹高約22メートル、胸高幹回り約5・3メートル、枝張り最大約24メートルで、樹齢は450年以上といわれている。根元から約4メートルの辺りで幹が数本に分かれ、さらに数十本の支幹に枝分かれしている姿から「千本銀杏」とも呼ばれて親しまれている。

 友人と訪れていた愛媛県の女性(27)は「熊野本宮大社に車で向かっている時にたまたま見掛けて立ち寄った。すごく神々しい」と笑顔をみせた。

 近くの住民(67)によると、今月10日ごろから黄色くなった葉が目立ち始め、16日現在で黄葉は6、7割ほど。「今週末から来週にかけてが一番の見頃ではないか。例年多くの人でにぎわって『密』になるので、新型コロナウイルス感染予防のためにマスクは着用して来てほしい」と呼び掛けていた。

黄葉が見頃を迎えている大銀杏(16日、和歌山県田辺市中辺路町福定で)
黄葉が見頃を迎えている大銀杏(16日、和歌山県田辺市中辺路町福定で)
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