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上富田町に電子黒板7台寄贈 和歌山電工

奥田誠町長に寄贈の目録を手渡す木下智雄社長(左から2人目)=16日、和歌山県上富田町朝来で
奥田誠町長に寄贈の目録を手渡す木下智雄社長(左から2人目)=16日、和歌山県上富田町朝来で
 ICT(情報通信技術)教育に寄与できればと、ICT関連企業「和歌山電工」(和歌山県田辺市神子浜1丁目)は16日、上富田町に電子黒板7台を寄贈した。町内の5小学校と1中学校などで活用する。

 田辺市の小中学校にはすでにプロジェクターを寄贈しており、白浜町には電子黒板、すさみ町にはタブレット周辺機器の寄贈を予定している。

 電子黒板は65インチの大型で、黒板としての用途だけでなく、インターネットとつないだり、パソコンやタブレット端末と連動させたりして利用することもできる。町内の小中学校では近く、文部科学省の「GIGA(ギガ)スクール構想」の取り組みで、タブレットを使った学習を始める予定で、ICT教育を加速させる。20日には電子黒板を利用し、岡小学校で開かれる研究発表会を他の学校でもライブで視聴できるようにする。

 寄贈式では、和歌山電工の木下智雄社長(45)が「これからの学校教育のデジタル化に貢献できればと思う」と奥田誠町長に目録を手渡した。奥田町長は「リモートで会議や講演、交流にと、さまざまな使い方ができる。寄付は大変ありがたい」と礼を述べた。

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