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古道や渓谷を疑似体験 大塔観光協会が動画制作

ヘルメットに取り付けたカメラで撮影しながら百間山渓谷を歩く関係者(和歌山県田辺市熊野で)
ヘルメットに取り付けたカメラで撮影しながら百間山渓谷を歩く関係者(和歌山県田辺市熊野で)
 和歌山県田辺市の大塔観光協会(杖尻久典会長)が、コロナ禍で実際に訪れることが難しい人にも大塔地域の魅力を知ってもらいたいと、百間山渓谷といった観光名所を「疑似体験」できる動画の制作に取り組んでいる。

 市町村が独自の新型コロナ対策に取り組める国の地方創生臨時交付金を活用した事業。制作した動画を観光協会のホームページ(HP)を通じて視聴できるようにする。コロナ禍で出掛けることを自粛している人らに楽しんでもらうとともに、今後の誘客にもつなげたいと企画したという。

 動画を撮影するのは、百間山渓谷のほか、世界遺産に登録されている熊野古道「北郡越」や安川渓谷、法師山、半作嶺の計5カ所。身に着けて撮影するカメラやドローンなどを使い、それぞれの入り口から終点までを語り部の案内などを交えながら紹介することで、動画を見た人が現地を自分で歩いているような感覚を体験できるようにする。周囲360度を見回すことができる画像も盛り込む計画という。

 撮影は今月中旬からスタート。業務を請け負った田辺市内の広告関連会社経営、田中大介さん(53)は「トレッキングの経験がないような人にも興味を持ってもらえるような動画になれば」と意気込んでおり、観光協会の担当者も「これまで大塔地域の魅力を紹介する動画はなかった。HPもリニューアルし、誘客の材料として活用したい」と話している。

 制作した動画は、来年春には視聴できるようにするという。

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