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滝と塔が幻想的に 那智山でライトアップ試験点灯

ライトアップにより照らし出された那智の滝と三重塔(和歌山県那智勝浦町那智山で)=露出時間30秒
ライトアップにより照らし出された那智の滝と三重塔(和歌山県那智勝浦町那智山で)=露出時間30秒
 世界遺産に登録されている和歌山県那智勝浦町那智山、熊野那智大社の別宮・飛瀧神社のご神体「那智の滝」と那智山青岸渡寺の三重塔で19日、初詣客を迎えるライトアップに向けた試験点灯があり、計8機の投光器により、滝と塔が幻想的に浮かび上がった。

 この日は神職が滝の前に設置されている投光器のガラスを丁寧に磨くなど準備をした後、午後5時ごろから試験点灯。辺りが暗闇に包まれる中、日本一の落差(133メートル)を誇る直瀑が青白く輝き、朱色の三重塔も鮮やかに照らし出された。

 熊野那智大社では27日、那智の滝の滝口に掛かる大しめ縄の張り替えも予定。ライトアップは大みそかの日没から元日の明け方にかけて行う。

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