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パンダを通じて友好発展を 白浜町が中国・成華区と覚書

オンライン中継で中国四川省成都市成華区と友好協力の覚書を交わす井澗誠町長(手前右)ら=22日、和歌山県白浜町で
オンライン中継で中国四川省成都市成華区と友好協力の覚書を交わす井澗誠町長(手前右)ら=22日、和歌山県白浜町で
 パンダを通じて友好を深めようと和歌山県白浜町と中国四川省成都市成華区は22日、オンライン中継で友好協力の覚書を交わした。今後、観光や文化、教育など各分野で交流や協力を続け、正式な友好都市関係の締結を目指す。

 白浜町のアドベンチャーワールドは1994年から、成華区にある「成都ジャイアントパンダ繁殖研究基地」とパンダの繁殖を通じて交流を続けている。この縁で県と中国四川省は今年3月、覚書を交わし、来年度の友好都市締結に向け、観光や防災・減災、青少年、医療、教育、経済など各分野で交流している。この交流をさらに発展させるため、白浜町と成華区が覚書の締結を決めた。

 22日の覚書調印式には、白浜町側は井澗誠町長や西尾智朗町議会議長、県の北山徹企画部国際担当参事ら、成華区側は趙春淦共産党成華区委員会書記や蒲発友区長、四川省の張濤省外事弁副主任らが出席。オンラインであいさつを交わし、お互いに町の見どころを紹介した後、覚書に調印した。

 井澗町長は「白浜は国際交流都市を目指している。コロナが収束すれば、交流のためにお互い行き来できればと思う。強い絆で結ばれ、ともに発展していけることを願っている」、趙書記は「一緒に新しい平和な未来を築ければと思う。白浜の皆さんにはぜひ、成華区に来て観光や食を楽しんでもらいたい。友情が長く続くよう祈りたい」と話した。

 成華区は、成都市の東北部に位置し、電子情報産業や機械産業、食品製造業などが主産業。パンダの繁殖に関する研究や保護教育、教育観光地として世界的に有名な「成都ジャイアントパンダ繁殖研究基地」があることで知られる。

 白浜町が成華区と友好都市関係を結べば、ハワイのホノルル市、韓国の果川市と泰安郡に続いて4カ所目になる。一方、成華区はフランスやアメリカ、メキシコの都市と結んでいるが、日本の都市とは初めて。

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