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高校再編「丁寧な議論を」 田辺地方の首長が県教委と意見交換

 和歌山県立高校の再編整備計画を巡り、田辺市など5市町の首長と県教育委員会との意見交換会が23日、田辺市役所であった。5人の首長らは、地域の意見を十分に聞き、丁寧に議論しながら進めていくよう要望した。

 少子化が進む中、県教委は諮問機関から「15年後に県立の全日制29高校を20校程度にするのが妥当」といった内容の答申を受け、高校の再編整備を検討している。

 当初は年内に高校再編整備プログラム案を作成し、年度内に計画を策定する予定だったが、各地で開いた地域懇談会や県議会で「策定までの期間が短過ぎる」などの声が相次いだため、地域の意見をさらに聞く必要があるとして延期している。

 この日の意見交換会は田辺市の真砂充敏市長が呼び掛け、白浜町、みなべ町、上富田町、すさみ町の各首長(代理含む)や各教育長らが出席した。

 真砂市長は「(高校再編は)地域の問題でもある。単純に学校の問題だと切り捨てられるものではない」と強調。子どもの数が減っていく中、学校の在り方を議論することそのものは大切だとした上で「スケジュールありきで進めるのはやめてほしい。今後、県教委がプログラム案を公表した後は、十分に議論を尽くして練っていく期間を設けていただきたい」と要望した。

 また「小規模であっても役割を果たしている学校もある。そのあたりも含んで検討していただきたい」とも述べた。

 白浜町の井澗誠町長も「答申の内容が一人歩きしているところがあり、臆測や不安の声が上がっている。丁寧に説明してほしい」と訴えた。

 県教委からは、宮﨑泉教育長や清水博行教育企画監らが出席。今後、地域の理解を大切にしながら進めていく姿勢を改めて示した。

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