濃度薄いワクチン6人に誤接種か 田辺市
和歌山県田辺市は12日、ガーデンホテルハナヨアリーナ(文里2丁目)で7日にあった新型コロナウイルスワクチン集団接種で、通常より薄い濃度のワクチンを誤って最大6人に注射した可能性があると発表した。健康被害の恐れはないという。
市によると、ワクチンは原液が入った瓶に生理食塩水を加えて希釈し、6人分を注射器に分けて接種する。
7日の集団接種終了後、ワクチンが入ったままの注射器が6本残っているのが確認された。使用済みの瓶を処理箱に移さず手元に置いていたため未使用の瓶と取り違え、残液が入った使用済み瓶に誤って生理食塩水を加えて接種した可能性があるという。
誤接種の可能性があるのは、この日午後3時より遅い時間に接種した230人のうち最大6人。対象者が特定できないため、2回目の接種後に抗体検査を実施し、その結果を見た上で希望する人を対象に再度接種をするという。
市は11日、7日にハナヨアリーナで接種した312人に書面を発送し、謝罪した。
市保健福祉部の虎伏務部長は「当日接種を受けられた方にはご心配、ご迷惑をおかけし、心からおわび申し上げる。使用済みの瓶の管理方法を含め、作業手順の確認を徹底して再発防止に努めたい」と話している。
市によると、ワクチンは原液が入った瓶に生理食塩水を加えて希釈し、6人分を注射器に分けて接種する。
7日の集団接種終了後、ワクチンが入ったままの注射器が6本残っているのが確認された。使用済みの瓶を処理箱に移さず手元に置いていたため未使用の瓶と取り違え、残液が入った使用済み瓶に誤って生理食塩水を加えて接種した可能性があるという。
誤接種の可能性があるのは、この日午後3時より遅い時間に接種した230人のうち最大6人。対象者が特定できないため、2回目の接種後に抗体検査を実施し、その結果を見た上で希望する人を対象に再度接種をするという。
市は11日、7日にハナヨアリーナで接種した312人に書面を発送し、謝罪した。
市保健福祉部の虎伏務部長は「当日接種を受けられた方にはご心配、ご迷惑をおかけし、心からおわび申し上げる。使用済みの瓶の管理方法を含め、作業手順の確認を徹底して再発防止に努めたい」と話している。