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ジム完成、プロ向け器具も スポーツ合宿や市民の健康づくりに、和歌山・田辺

田辺スポーツパークに完成したトレーニングジムを視察する真砂充敏市長(右端)と、合宿中の大阪ガス硬式野球部の選手ら=和歌山県田辺市上の山1丁目で
田辺スポーツパークに完成したトレーニングジムを視察する真砂充敏市長(右端)と、合宿中の大阪ガス硬式野球部の選手ら=和歌山県田辺市上の山1丁目で
 和歌山県田辺市が同市上の山1丁目の田辺スポーツパークに建設していたトレーニングジムが完成した。3月1日にオープンする。プロアスリート向けの器具を備えている。スポーツ合宿の誘致をさらに進めると同時に、市民の健康増進やスポーツ振興を図る。

 陸上競技場と野球場の間にある芝生広場にあり、昨年6月に着工した。紀州材を使った木造平屋、延べ床面積約300平方メートル。総事業費は約1億8400万円。

 利用料は1回2時間で880円、高校生以下440円。ウオーキングやランニングなどの有酸素運動ができる機器や、ベンチプレスやデッドリフトができる機器、広背筋や太ももの裏の筋肉(ハムストリングス)を鍛える機器などを備えている。20メートルの直線をダッシュできるスペースもある。最大で50人ほどが利用できる。

 このほど関係者に披露され、スポーツパークでキャンプをしている大阪ガス硬式野球部の選手らが利用した。副主将の清水聖也選手(26)は「体づくりの大事な時期なので、これだけ充実した機器がキャンプ地にあるのはありがたい」と喜んだ。

 真砂充敏市長は「合宿の成果がさらに上がってほしい。市民の皆さんの健康増進にもつながれば」と話した。

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