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水揚げ少なく寂しい幕開け 那智勝浦でマグロ初市

勝浦地方卸売市場の初市に並んだマグロ(4日、和歌山県那智勝浦町で)
勝浦地方卸売市場の初市に並んだマグロ(4日、和歌山県那智勝浦町で)
 国内有数の生マグロの水揚げで知られる和歌山県那智勝浦町で4日、勝浦地方卸売市場の初市があった。水揚げは昨年(約42トン)を大幅に下回る約13トン。初市としては異例の少なさといい、市場関係者からはコロナ禍の影響を指摘する声も聞かれた。

 この日は、高知県のマグロはえ縄漁船2隻が紀伊半島沖で捕獲したメバチマグロやビンナガマグロなどを水揚げした。午前7時ごろから初市の行事があり、市場開設者である那智勝浦町の堀順一郎町長ら関係者があいさつやたる酒の鏡開きをした後、入札がスタート。仲買業者が肉質などを確認しながら落札した。

 マグロ類の水揚げは658匹。1キロ当たりの平均市場値は1210円(昨年727円)で、1匹の最高値はメバチマグロ(55・6キロ)の26万3611円だった。いずれも税込み。

 水揚げが少なかった理由について、市場を運営する県漁連勝浦市場の太田直久市場長(57)は「コロナ禍で漁師さんたちが漁を控えているのではないかと懸念している。昨年夏に太平洋の海面水温がかなり高かった関係で魚も減っているのではないかとも感じる。さらに12月31日と元旦は天気が悪く、漁に出た船も帰ってしまったと聞いた」と説明。今後については「コロナ禍の中で値段がどうなるかだが、年末から大きなメバチマグロが揚がっているし、1日からスタートのクロマグロについても水揚げを期待したい」と話していた。

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