和歌山県南紀のニュース/AGARA 紀伊民報

遊歩道に花のトンネル 紀伊大島でツバキ咲き始める

樹木でトンネルのようになった遊歩道で花を咲かせるツバキ(5日、和歌山県串本町樫野で)
樹木でトンネルのようになった遊歩道で花を咲かせるツバキ(5日、和歌山県串本町樫野で)
海金剛を望む鷹巣園地で咲くツバキ(5日、和歌山県串本町樫野で)
海金剛を望む鷹巣園地で咲くツバキ(5日、和歌山県串本町樫野で)
 和歌山県串本町の紀伊大島で、ツバキの花が咲き始めた。今は町の花「スイセン」との共演も楽しめる。ツバキの花は4月上旬まで続く。

 樫野地区にある日米修交記念館周辺や景勝地「海金剛」を望む鷹巣園地には、ヤブツバキが自生しており、紅色の花を咲かせ始めた。まだ少ないが、つぼみがたくさんあり、これから次々と咲いてくる。海金剛や、樹木でトンネルのようになった遊歩道に彩りを添えている。

 大島地区にある「椿(つばき)道路」には約2千本が並んでいる。50年ほど前、観光名所にと町が植えたのが始まり。八重咲き品種で、赤とピンク色の2種類あり、今年もかわいらしい花を咲かせている。

 須江地区にある京都大学フィールド科学教育研究センター紀伊大島実験所でも見られる。

 紀伊大島では春になれば桜との共演も楽しむことができる。

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