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アフリカゾウに特製恵方巻き 節分にちなみアドベンチャーワールド

飼育スタッフが持つ特製の恵方巻きに鼻を伸ばすアフリカゾウ(1日、和歌山県白浜町のアドベンチャーワールドで)
飼育スタッフが持つ特製の恵方巻きに鼻を伸ばすアフリカゾウ(1日、和歌山県白浜町のアドベンチャーワールドで)
 和歌山県白浜町のレジャー施設「アドベンチャーワールド」は1日、節分(今年は2月2日)にちなみ、アフリカゾウ3頭に野菜で作った特製の恵方巻きを贈った。ゾウは器用に鼻を使って口へ運び、おいしそうに頬張った。

 特製の恵方巻きは長さ25センチ、直径10センチ。青草やカボチャ、ニンジン、サツマイモを、中をくりぬいたダイコンに入れ、ハクサイの葉で巻いた。

 特製プレゼントを用意した飼育スタッフの岡光徹徳さん(45)は「思った以上に喜んでくれたようで良かった。ゾウたちには、このまま長生きしてほしい」と話した。

 施設は恵方巻きのほか、福豆(ラッカセイ)も贈った。ゾウは鼻先でつかんだり、すくったりして食べていた。

 施設のアフリカゾウは、いずれも推定約50歳で、1978年の開園当初からいるという。体重は4~5トン。普段はハクサイやミカン、バナナなどを1日に約100キロ食べる。

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