和歌山県南紀のニュース/AGARA 紀伊民報

外来受診者に注意呼び掛け 和歌山市の病院で看護師ら感染

 和歌山県は2日、県内で新たに6人が新型コロナウイルスに感染したことが分かったと発表した。和歌山市の和歌浦中央病院では、すでに感染を発表している1人を含む入院患者2人と、看護師の計3人の感染が判明。県は病院名を公表し、症状がある人は連絡するよう呼び掛けている。

 同病院の内科外来の50代看護師女性は1月24日にせきや全身倦怠(けんたい)感、関節筋肉痛、吐き気を発症したが、29日まで勤務を続けていた。このため県は、同病院の内科外来を1月21、22日と26~29日に受診し、何らかの症状がある人は、同病院か最寄りの保健所に速やかに連絡するよう呼び掛けている。

 同病院では、入院中の60代無職男性=和歌山市在住=の感染も分かった。県が1月31日に感染を発表した別の60代男性と同室に入院していた。看護師と入院患者との接点は確認されていないが、関連も含めて調査している。

 院内では、職員や入院患者の検査を進めている。内科外来では医師や看護師を含む職員55人全員の陰性を確認した。
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