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総文会場で外国人向け梅干し販売 高校生が商品化

来場者(左)に梅干しを紹介するシーカーのメンバー=2日、和歌山県田辺市上の山1丁目で
来場者(左)に梅干しを紹介するシーカーのメンバー=2日、和歌山県田辺市上の山1丁目で
 田辺高校(和歌山県田辺市学園)の生徒でつくる国際交流委員会「SEEKER(シーカー)」は、農家と共に外国人観光客向けのパッケージを施した梅干しを商品化し、2日には田辺市内のイベント会場で初めて販売した。企画した生徒は「コロナ禍で外国人観光客に手渡す機会は当分なさそうだが、地元の人らに私たちの取り組みを知ってもらう機会になれば」と話している。

 梅干しの商品化は、昨年3月に開催された「クールジャパン高校生ストーリーコンテスト」(事務局・内閣府)で、シーカーに所属する3年生の西端泉美さん(17)が発表した梅干しの魅力を外国人に伝えるプランが優秀賞を受賞したことがきっかけ。このプランを知った地元の梅農家「山森農園」(田辺市上芳養)が商品化の協力を申し出た。

 西端さんらはシーカー内に梅干しを商品化するグループ「U―MAKER(ユーメーカー)」を立ち上げ、山森農園での現地学習や外国人へのアンケートなどをして企画を進めてきた。

 さまざまな調査の結果、外国人には健康志向の人が多いことが分かったとして、食品添加物を使っていない塩分控えめの白干し梅を商品にすることにした。パッケージは、英語表記にアニメ風の女の子のかわいらしいイラストを添えた2種類と、英語以外に中国語やイタリア語などの多言語で表記した1種類の計3種類を用意した。イラストやデザインは生徒が考えた。手に取りやすい個包装で、1個100円(税込み)。

 2日には、田辺市上の山1丁目の田辺スポーツパークで開かれた「紀の国わかやま総文2021」の会場で商品を初めて販売した。

 西端さんは「商品を作るのは初めての体験で分からないことだらけだったが、グループのメンバーや関係する多くの人たちのおかげで販売までこぎ着けることができた」と話した。

■4、5日にも販売 田辺、白浜で

 取り組んだ生徒たちは4、5の両日午前10時~午後4時、総文・演劇部門の会場になっている紀南文化会館(田辺市新屋敷町)と、書道部門の会場になっている白浜会館(白浜町)でも梅干しを販売する。

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