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自転車道1487キロ走破 千葉―和歌山、9日間で

サイクルステーション「KMICH」に立ち寄り歓迎を受けるゴンザさん(左から2人目)と西林孝紘さん(左)=和歌山県上富田町朝来で
サイクルステーション「KMICH」に立ち寄り歓迎を受けるゴンザさん(左から2人目)と西林孝紘さん(左)=和歌山県上富田町朝来で
太平洋岸自転車道のコース図(アクションプランから引用)
太平洋岸自転車道のコース図(アクションプランから引用)
 千葉県銚子市から太平洋沿いを通過して和歌山市に至る「太平洋岸自転車道」(延長1487キロ)を、和歌山市の男性2人が9日間かけて走破した。実際に走行して気付いた課題や、各地で交流した人とのつながりを、自転車道の利用環境の向上に役立てるという。


 「太平洋岸自転車道」は、銚子市から神奈川県、静岡県、愛知県、三重県、和歌山県の各太平洋岸を走るルート。日本を代表する自転車道の一つとして、5月に国から「ナショナルサイクルルート」(NCR)の指定を受けた。

 走破に挑んだのは、和歌山市在住でアマチュアのロードレースやヒルクライム大会での優勝経験がある会社員のゴンザ(本名・川嶋祐紀)さん(36)と、和歌山市職員で同自転車道のNCR指定に向けた仕事を担当した西林孝紘さん(36)。

 ゴンザさんは、西林さんが代表を務める任意団体「和歌山サイクルプロジェクト」のメンバーで、西林さんと共にさまざまなサイクリング事業に取り組んでいる。今回の走破は、この自転車道の走行環境を検証したり、各県で自治体や民間団体、個人とつながり交流したりすることなどを目的に実施した。

 2人は7日に千葉県銚子市を出発し、1日に100~230キロを走行しながら9日間かけて和歌山市にゴールした。道中では200人以上の人と出会い、交流してきたという。14日には和歌山県上富田町朝来のサイクルステーション「KMICH(クミッチ)」に立ち寄り、県や田辺市、同町、白浜町、すさみ町職員らから特産の川添茶の振る舞いを受けた。

 ゴンザさんは「多くの方とつながれたことが一番良かったと感じている。今回の経験と人とのつながりを、今後に生かしたい」と話した。道中で気付いた危険な場所についても指摘してきたといい、西林さんは「自分たちの気付きを、今後の改善に生かすと言ってくれた自治体もある。世界に通用するサイクリングルートにするため、安全面の向上や自転車道統一のルールづくりにも取り組みたい」と話した。

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