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西牟婁総合庁舎へAEDシート寄贈 熊野高

佐谷圭造西牟婁振興局長(右)にAEDシートを手渡したKumanoサポーターズリーダー部の生徒=和歌山県田辺市朝日ケ丘で
佐谷圭造西牟婁振興局長(右)にAEDシートを手渡したKumanoサポーターズリーダー部の生徒=和歌山県田辺市朝日ケ丘で
 熊野高校(和歌山県上富田町朝来)のKumanoサポーターズリーダー部はこのほど、自動体外式除細動器(AED)の使用時に患者の胸部が周囲に見えないよう覆うシートを西牟婁総合庁舎(田辺市朝日ケ丘)に寄贈した。シートは生徒が作製し、AED設置施設に配布している。庁舎では2階正面玄関に配備している。

 3年生の木村美都さんと田中空さんが庁舎内の西牟婁振興局を訪れ、佐谷圭造振興局長にシートを手渡した。木村さんが「患者にAEDシートをかけてから服を脱がせたほうが周りに見えにくくなる」などと使用時のポイントを紹介した。

 佐谷振興局長は「AEDシートは使い勝手が良い。職員や来客が倒れた場合に使いたい」と感謝した。

 サポーターズリーダー部では上富田町や白浜町、田辺市に配布を進めている。田中さんは「これからも人の集まる所にAEDシートを渡していきたい」と話している。

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