和歌山県南紀のニュース/AGARA 紀伊民報

扇ケ浜にテントずらり 2日間限定の冬キャンプにぎわう

夕日を浴びてテントが並び、にぎわうキャンプイベント(和歌山県田辺市の扇ケ浜で)
夕日を浴びてテントが並び、にぎわうキャンプイベント(和歌山県田辺市の扇ケ浜で)
 和歌山県田辺市の扇ケ浜で20、21の両日、キャンプイベント「SHIOGORI CAMP winter(シオゴリ キャンプ ウインター)」があった。2日間限定のキャンプ場には約50のテントが並んだ。マルシェや音楽ライブなどもあり、にぎわった。

 市街地のすぐ隣に広がる海と砂浜の魅力を感じてもらおうと、有志で立ち上げた「Kii Days(キーデイズ)実行委員会」が主催、紀伊民報などが後援した。新型コロナの感染拡大防止のため、参加者は県内に限定した。

 20日は晴天に恵まれ、家族連れらが朝からテントを設営したり、砂浜を駆け回ったりしながら、のんびりした時間を過ごした。

 キャンプ歴10年以上という上富田町の会社員、福本拓志さん(38)は「外での遊びは開放的で楽しい。月1回ペースでキャンプをしているが、海が間近のロケーションはこの辺で他にない」と折り畳みいすから海を眺め、くつろいでいた。

 実行委は「3回目でやっと好天に恵まれた。コロナの影響で開催は遅れたが、この時季の夕日の美しさを堪能してもらえたと思う」と話した。

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