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ユニークな形の船が停泊 串本沖に「ポリマ号」

和歌山県串本町出雲沖に現れた「ポリマ号」(9日、串本町出雲で)
和歌山県串本町出雲沖に現れた「ポリマ号」(9日、串本町出雲で)
 和歌山県串本町出雲沖にユニークな形をした船が停泊し、「珍しい」などと地域で話題になった。

 この船を使った活動に取り組んでいる、消毒剤や洗浄剤などのメーカー「サラヤ」(大阪市)によると、太陽光と風力、水素エネルギーだけで走る船「ポリマ号」。全長35メートル、横幅は最大25メートルという。

 プラスチック海洋汚染の防止を呼び掛けるなどしながら世界を1周し、2025年の大阪・関西万博の会場に戻ってくる「ブルー・オデッセイ」プロジェクトを計画している。年内の出港を予定している出発地である大阪に向け移動中、天候の関係で7日夜から9日にかけて出雲沖に停泊したという。

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