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2年ぶりクリスマスコンサート 田辺中・高合唱部

2年ぶりの開催で観客を楽しませた田辺中学校・高校合唱部のクリスマスコーラスコンサート(19日、和歌山県田辺市新屋敷町で)
2年ぶりの開催で観客を楽しませた田辺中学校・高校合唱部のクリスマスコーラスコンサート(19日、和歌山県田辺市新屋敷町で)
 田辺中学校・高校合唱部の定期演奏会「第62回クリスマスコーラスコンサート」(田辺中学校・高校合唱部主催)が19日、和歌山県田辺市の紀南文化会館大ホールであった。部員がクリスマスソングや、歌と踊りを組み合わせたステージを披露し、観客を魅了した。

 昨年はコロナ禍の影響で開催できず、2年ぶりの開催となった今回、観客は学校関係者や保護者に限り、座席は1席置きにするなどの対策をして臨んだ。

 高校3年生6人にとっては最後の発表会。開会前に3年生の佐々木健部長は「昨年できなかった3年生の思いも引き継いだコンサートにしたい。皆さんに楽しんでいただきたい」と語った。

 部員計37人が2部構成で披露。1部は、新たな世界へ踏み出そうというメッセージを込めた「彼方のノック」などコンクール演奏曲に始まり、続いてのステージでは「雪のクリスマス」などのクリスマスソングを歌った。

 2部は、華やかな衣装を身に着けた部員たちが、ミュージカル「アラジン」から「アラビアンナイト」「ホール・ニュー・ワールド」などを踊りながら歌い上げ、観客も手拍子するなど会場が一体となり、大きな拍手が送られた。

 高校3年生の東山亜珠実副部長はあいさつで、家族や顧問など支えてくれた周囲への感謝を述べ「3年生は入部から一人も欠けず続けてきた。進む道は違うが、練習した日々を胸に、これからの道を歩んでいきたい」と語った。

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