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和歌山県の最低賃金830円へ

 和歌山地方最低賃金審議会(冨山信彦会長)は、最低賃金について、現行の時間額803円を27円引き上げ、830円と改正するよう池田真澄和歌山労働局長に答申した。最低賃金が時間額だけで定められた2002年度以降、最大の引き上げ額となる。

 12年度の県内最低賃金は690円と700円を切っていたが、13年度は前年度比11円、14年度14円、15年度16円、16年度22円、17年度24円、18年度26円と上昇額は右肩上がりに拡大。本年度は7年前より、140円上がることになった。

 異議申し出などがなければ、10月に発効する見込みという。

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