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龍神コッコ100羽追加 龍神村の養鶏場が卵増産

新たに購入し、鶏舎内に放たれる龍神コッコ(21日、和歌山県田辺市龍神村柳瀬で)
新たに購入し、鶏舎内に放たれる龍神コッコ(21日、和歌山県田辺市龍神村柳瀬で)
 和歌山県田辺市龍神村柳瀬の養鶏場「とりとんファーム」に21日、地元で300年以上飼育されてきた日本鶏の龍神地鶏と在来鶏のロードアイランドレッドを掛け合わせた県産地鶏「龍神コッコ」約100羽が県畜産試験場養鶏研究所(日高川町)から運び込まれた。昨年購入した分と合わせて約200羽を、採卵鶏として平飼いの鶏舎で育てる。

 龍神コッコは、同研究所が2020年度に開発した新たな採卵用の地鶏。現在、飼育している養鶏場はとりとんファームのみだという。

 21日にとりとんファームに運び込まれたのは生後約80日、体重約700グラムの雌。遺伝子組み換えでないトウモロコシや大豆、小麦などの自家配合の発酵飼料で育てる。

 卵の特徴は、普通のニワトリの卵と比べてやや小さいが濃厚な味わいがあり、含まれているうま味成分の量が多いという。とりとんファームでは昨年5月から飼育を始め、8月からは龍神村内の道の駅「水の郷日高川龍游」(福井)で卵を販売し、「菓子工房HOCCO(ホッコ)」(甲斐ノ川)がこの卵で作ったプリンを同店で販売している。

 とりとんファームを営む石﨑源太郎さん(47)は「特産品にするためには生産量を増やす必要があったので、今回の購入で飼育数が増えてうれしい。龍神コッコの卵は黄身が大きめで、おでんにすると一層おいしく食べることができる。県外からも引き合いがあり、今後販路が広がることを期待しており、田辺市や龍神村のアピールにつながればと思う」と話している。

 龍神村では龍神コッコを新たな特産品にしようと、生産者、地域おこし団体「龍の里づくり委員会」、商工会、観光協会、株式会社龍神村、同研究所などをメンバーとする龍神コッコ普及協議会(石﨑会長)をつくっており、ブランド化とPRに努める。

 卵に関する問い合わせは協議会事務局の石﨑さん(090・9256・3907)へ。

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