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早朝からさお振る 和歌山県でアマゴ釣り解禁

アマゴ釣りを楽しむ釣り人。円内は釣り上げたアマゴ(1日、和歌山県田辺市五味で)
アマゴ釣りを楽しむ釣り人。円内は釣り上げたアマゴ(1日、和歌山県田辺市五味で)
 和歌山県内の多くの河川で1日、アマゴ釣りが解禁になった。各地の河川では早朝から釣りを楽しむ人の姿が見られた。

 アマゴはサケ科の淡水魚で、体にある黒色の斑紋と鮮やかな朱点が特徴。イクラや川虫、毛針などを使って釣る。

 田辺市の大塔地域を流れる日置川の支流、前の川では各所でアマゴを狙って釣り人がさおを振っていた。

 この日午前4時半ごろから釣り始め、午前10時ごろまでに17匹釣ったという白浜町の男性(65)は「解禁を迎えると春が来たと感じる。サイズは小ぶりで、川の水量も少ない。水量が多くなって餌となる虫も飛ぶようになれば、サイズも大きくなってくると思う」と話していた。

 紀南の河川でアマゴを釣るには各漁協が発行する遊漁券が必要。期間は9月末まで。

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