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女子野球でまちおこし 「タウン」認定の田辺市が連携事業

昨年6月、田辺スポーツパークで開かれた関西女子硬式野球選手権大会で、安打を放つ阪神タイガースWomenの三浦伊織選手
昨年6月、田辺スポーツパークで開かれた関西女子硬式野球選手権大会で、安打を放つ阪神タイガースWomenの三浦伊織選手
 全日本女子野球連盟(東京都)から「女子野球タウン」に認定された和歌山県田辺市が、2022~26年度の5年間、大会や野球教室、写真展など連盟との連携事業に取り組む。


 4月2日には、田辺市上の山1丁目の田辺スポーツパーク野球場で、女子野球タウンの認定調印式がある。式典の後に野球教室があり、前日から合宿する「阪神タイガースWomen」の選手が地元の女子児童ら約20人を指導する。連盟の加盟チームによる野球教室は今後、オフシーズンなどに定期的に開く。

 市教育委員会スポーツ振興課によると、事業では他にも神島高校写真部による女子野球の写真展や、市内の観光地で女子選手の動画を撮影し、発信する取り組みなどを予定している。初年度の予算は180万円。

 市が女子野球タウンに認定されたのは昨年10月。田辺スポーツパークに女子野球の合宿や大会を誘致しており「女子野球を通じて地域の魅力を発信している」と評価された。地域資源と女子野球を融合させて、新たな価値をつくり出したいという。

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