和歌山県南紀のニュース/AGARA 紀伊民報

3年ぶり負債総額100億円超 21年度和歌山県内倒産

 東京商工リサーチ和歌山支店が、2021年度の県内企業倒産状況(負債額1千万円以上)を発表した。倒産件数は62件、負債総額は118億7500万円に上り、3年ぶりに100億円を超えた。

 新型コロナ感染拡大に伴う国や自治体、金融機関による各種資金支援策で倒産が抑制され、県内の倒産件数は月別の発生で1桁台の低水準が続き、件数は前年度と比較して、18件減少した。一方で、負債額72億円の大型倒産が1件発生したことなどから、負債総額は前年度と比べ34億6600万円増加した。

 産業別で最も多かったのは「サービス業ほか」の23件。「小売業」と「建設業」が各9件、「製造業」7件と続いた。原因は「販売不振」54件、「他社倒産の余波」と「そのほか(偶発的原因)」が各3件、「運転資金の欠乏」と「既往のしわ寄せ」が各1件だった。

 負債額別では1千万円以上5千万円未満の倒産が42件で最多、5千万円以上1億円未満8件、1億円以上5億円未満8件、5億円以上10億円未満3件、10億円以上が1件だった。小規模倒産が主体だったため、従業員数は5人未満が56件で半数以上を占め、50人以上はなかった。

 地域別では、和歌山市が27件で最多。続いて田辺市9件、岩出市5件、橋本市4件、海南市3件、紀の川市と御坊市、有田郡、日高郡、西牟婁郡、東牟婁郡は各2件、伊都郡と有田市は各1件だった。

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