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上富田は参加率44.2% 運動の「チャレンジデー」

チャレンジデーに合わせて開催したグラウンドゴルフの大会で、競技を楽しむ参加者(25日、和歌山県上富田町朝来で)
チャレンジデーに合わせて開催したグラウンドゴルフの大会で、競技を楽しむ参加者(25日、和歌山県上富田町朝来で)
 全国の68自治体が参加し、15分以上継続して運動やスポーツをした人の参加率を競うイベント「チャレンジデー」が25日にあった。和歌山県内から唯一参加した上富田町の記録は44・2%で、対戦した岩手県陸前高田市の29・3%を上回った。

 チャレンジデーは、日常的に運動やスポーツを楽しむきっかけづくりを目的に、世界中で毎年5月に開かれているイベント。国内では笹川スポーツ財団(東京都)が主催しており、人口規模がほぼ同じ自治体同士で参加率を競う仕組みとなっている。今年は全国の34市28町6村が参加し、運動やスポーツをした人は全体で99万5724人。平均参加率は45・8%だった。

 上富田町では人口1万5684人に対して、ウオーキングや体操などをした6928人が参加した。チャレンジデーに合わせて、同町朝来の上富田スポーツセンターでは県グラウンドゴルフ協会紀南西ブロックと町グラウンドゴルフ協会が大会を開き、参加者が競技を楽しんだ。

 町グラウンドゴルフ協会の木村忠美会長(79)は「グラウンドゴルフは広い屋外でする競技で、新型コロナウイルスの感染対策もしっかりやっている。コロナ禍で外出を控えがちなお年寄りも多いが、外に出て運動し、人と接することが健康につながると思う。グラウンドゴルフだけじゃなく、チャレンジデーが皆さんの運動の習慣化につながってほしい」と話した。

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