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コロナ抑制の研究発表紹介 首都圏で梅アピール

東京青果の関係者に南高梅をPRする小谷芳正町長(中央)と原田覚議長(左)=東京都大田区で
東京青果の関係者に南高梅をPRする小谷芳正町長(中央)と原田覚議長(左)=東京都大田区で
 和歌山県みなべ町やJA紀州、町議会などでつくる「みなべ梅対策協議会」(会長=小谷芳正町長)は2~4日、首都圏にある四つの青果市場を訪れ、同町で誕生した人気品種「南高梅」をPRした。梅干しに新型コロナウイルスの感染を抑制する作用があるという研究発表をしたことを伝え、販売強化を呼びかけた。

 新型コロナの感染拡大により中断していたため、3年ぶりの活動。今回は小谷町長をはじめ、原田覚町議会議長、町うめ課の平喜之課長と下浦智久主幹が訪れた。

 訪問先は2日が東京青果(東京都大田区)、3日が東一宇都宮青果(宇都宮市)、4日が横浜丸中青果(横浜市)と金港青果(同)。

 各市場の関係者からは、販路を拡大するため、産地を挙げて取り組むとともに、安定して供給してもらえるよう要望があった。

 町は「今年は平年作だが、少し小玉傾向」という状況を説明し、梅干しが新型コロナの感染や増殖を抑制するという医学的効能研究について、1日に発表したことを伝えた。小谷町長は「梅は健康を保つ上で重要な作物。1日1粒食べてほしい」と呼びかけた。

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