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熊野古道「潮見峠越」が崩土で通行止め

崩土が発生した現場(和歌山県田辺市中辺路町で)=和歌山県田辺市提供
崩土が発生した現場(和歌山県田辺市中辺路町で)=和歌山県田辺市提供
地図 「潮見峠越」で崩土
地図 「潮見峠越」で崩土
 世界遺産に登録されている和歌山県田辺市中辺路町の熊野古道「潮見峠越」の一部で崩土が発生し、市は11日から通行止めにしている。迂回(うかい)路はない。

 市によると、熊野古道の見回りをしていた中辺路町森林組合の職員が10日、崩土が発生しているのを見つけたという。

 現場は潮見峠から捻木の杉方面に約380メートルの付近。斜面が高さ約9メートル、幅約6メートルにわたって崩落し、道をふさいでいる。大雨が影響したとみられる。

 危険なため、捻木の杉と潮見峠の区間約1・8キロを通行止めにしている。復旧時期は未定。

 潮見峠越では昨年5月にも、今回の現場から約80メートル離れた付近で崩土が発生。10月1日に通行止めを解除していた。

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