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南高の青梅出荷2700トン JA紀州、目標上回る

統合選果場に持ち込まれた青梅(和歌山県みなべ町気佐藤で)
統合選果場に持ち込まれた青梅(和歌山県みなべ町気佐藤で)
 和歌山県のJA紀州を通じて全国の市場に出荷された南高梅の青梅の数量は今季、約2700トンだった。昨年より約300トン(約12%)多く、目標(2300トン)を約17%上回った。一方、市場での価格は出だしは高値だったが、通常の年と同様に中盤以降に下がった。小さなサイズの下がり幅が大きかった。


 各農家がみなべ町気佐藤にある統合選果場や各地区にある集荷場に持ち込み、それをJAが関東や中京、関西の各市場に出荷している。今季は5月29日から始まり、7月4日に終了した。

 JA紀州の営農指導員によると、今季の収穫量は平年よりやや多い程度だとみられるが、同JA販売部は「農家が予想以上に出荷してくれた」という。

 価格は、初売りでは主力品種の2L秀品が10キロ当たり7530円で、高値だった2年前や昨年の初日とほぼ同額。2年前は不作で、昨年は市場からの注文が多かったことで6月中旬になっても出だしとほぼ変わらない価格が続いていたが、今季は徐々に下がっていった。2L秀品の最終の価格は4200円だった。

 販売部は「終盤に下がるのは通常の年と同じ状況で、一昨年と昨年が特別だった」と話す。しかし、LやMサイズの値崩れは大きく、Lの場合、初日の6260円が、最終には3分の1ほどの2200円まで下がった。今季は実の肥大が悪く、小さい梅が多かったのが要因という。


■露茜は今季も豊作

 果皮や果肉が赤いのが特徴の品種「露茜」の出荷は、7月上旬に終わった。今季の出荷量は約24トンで、過去最多だった昨年を約2トン上回った。

 清川出荷会露茜部会の桑畑和也部会長(46)は「改植した木が成長し、1本当たりの収穫量が増えてきたのに加え、昨年に続き全体的に豊作だったのが要因だろう」という。

 露茜は加工会社からの要望が多く、価格は作柄にかかわらず安定している。桑畑部会長は「栽培管理が難しいのが課題だが、産地としてもう少し生産量を増やしていければと思う」と話している。

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