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川島ケイジさん古里で熱唱 みなべ町のイベントに出演

川島ケイジさんの歌声は観客を魅了した
川島ケイジさんの歌声は観客を魅了した
芦硲宏仁さん(右)のピアノ伴奏で熱唱する川島ケイジさん(左)と下嶋麻衣さん=和歌山県みなべ町谷口で
芦硲宏仁さん(右)のピアノ伴奏で熱唱する川島ケイジさん(左)と下嶋麻衣さん=和歌山県みなべ町谷口で
 和歌山県みなべ町出身のシンガー・ソングライター、川島ケイジさんが、同町谷口の町生涯学習センターで23日にあった音楽イベントにゲスト出演し、「今人(イマジン)」「メロディー」といった曲を歌い、約100人を魅了した。

 南部公民館主催の「大人のための歌と朗読の夕べ」という、地元の音楽愛好者を中心にゲストも招いて開いているイベントで、好評を得ている。今回が5回目で、初めて川島さんが出演した。

 川島さんは、カバー曲の「メロディー」「Woman〝Wの悲劇〟より」をしっとりと歌い、自身が作詞作曲した町公認歌「僕らが生まれた梅の町」などオリジナル曲も披露した。アンコールでは、2010年の音楽イベント「ジョン・レノンへの招待状」で川島さんがジョンに向けて作ったという楽曲を熱唱した。

 町内の芦硲宏仁さんによるピアノ伴奏で、印南町の下嶋麻衣さんとデュエットし「夏の終わりのハーモニー」も披露した。下嶋さんとデュエットするはずだった、みなべ町の楠本遼一さんが出演できなくなったことから、川島さんが急きょ代わった。芦硲さんと下嶋さんは緊張しながらもプロと一緒の舞台を楽しんでいた。

 このほか、芦硲さんがピアノを弾きながら「切手のない贈り物」、下嶋さんが「悲しくてやりきれない」、南部公民館館長の桂俊哉さんがピアノ弾き語りで「少年時代」を歌った。桂さんは朗読で「怪談 百物語」も情感豊かに披露した。

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