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防犯灯や避難誘導灯を調査 串本古座高CGS部

東敏洋区長(右)と一緒に地域の防犯灯などを調査するCGS部のメンバー=和歌山県串本町串本で
東敏洋区長(右)と一緒に地域の防犯灯などを調査するCGS部のメンバー=和歌山県串本町串本で
 和歌山県串本町串本、串本古座高校CGS(地域包括的支援)部が8月31日、地域住民と一緒に学校周辺にある防犯灯や避難誘導灯などを調査した。集めたデータを整理し、ウェブで公開することも計画している。

 地域貢献を目的とした活動をしている同部では津波避難路の整備といった防災対策にも取り組んでいる。その一環として今回、防犯灯や避難誘導灯などを調べ、生徒たちが地域を知ることにもつながればと活動を計画した。

 この日は1、2年生13人が参加。三つのグループに分かれ、地元・堀笠嶋区の東敏洋区長(68)らと一緒に学校周辺を歩きながら、防犯灯や避難誘導灯の設置状況や種類を調べた他、高齢化といった地域が抱えている防災面の課題などについても教わった。

 参加した2年生の谷口遼君(16)は「学校の周りをじっくり歩いたのは初めて。思った以上に防犯灯や避難誘導灯が設置されていると思ったし、狭い道が多くて地震が起きたら危ない所が多いとも感じた」と話した。東区長も「高校生の皆さんに地域を知っていただく機会になり、大変ありがたい」と話していた。

 同部では堀笠嶋区で数回調査をしてデータをまとめ、同部のホームページで情報を公開する予定。その後は他の地区にも調査を広げたいという。

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