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【動画】古座川でプロ自転車レース 初開催に49選手疾走

 和歌山県古座川町で3日、日本のプロ自転車ロードレースリーグ「ジャパンサイクルリーグ」(JCL)の公式戦として「キナン古座川ロードレース」が開かれた。同町観光協会が誘致に取り組み、今回が初めての開催。10チームの選手計49人が日本最大級の巨岩として知られる国の天然記念物「古座川の一枚岩」(古座川町相瀬)前をスタートし、清流・古座川沿いなどを駆け抜けた。


 観光協会では、町内には信号機がなく交通量も少ないため、サイクリングに適しているとして自転車での地域活性化に力を入れており、これまでイベントを開くなどしてきた。2021年に最初のシーズンが開幕したJCLがレースの開催地を探していたことから、観光協会や町など各種団体で実行委員会をつくり、一般社団法人「ジャパンサイクルリーグ」と共に、レースツアーの第7戦として町内でのレースを初開催することになった。

 この日は公道を一方通行にするなど交通規制を設けて開催。コロナ禍のため観戦エリアは設けなかった。選手は午前10時に一枚岩前をスタートし、国道371号を上流方面へ走行。同町佐田の七川ダムに架かる今津橋を渡って町道に入り、下露峠を越えて県の名勝・天然記念物「滝の拝」に至り、県道や国道を走って再び一枚岩まで戻って来る41・6キロのルートを3周する計124・8キロで競った。

 午後1時10分過ぎ、3人の選手が競り合いながらゴール。1位になった「チーム右京相模原」のアール・ネイサン選手(34)は「スタートする前は少し緊張もあったが、結果を出せてすごく幸せ。川など自然がとても美しく、エキサイティングなコースだった」と振り返った。2位は増田成幸選手(宇都宮ブリッツェン)、3位は山本大喜選手(キナンレーシングチーム)だった。

 大会会長を務めた西前啓市町長は「開催できて感激。これを機に町をPRしていきたいとの思いを新たにした」と話した。実行委員長で観光協会サイクリング部会長の須川陽介さん(38)も「多くの方の協力に感謝したい。プロが走ったことによって自分も走りたいというサイクリストが増えると思うので『サイクリングの町』として売っていきたい」と意気込み、この大会を国際的なレースにすることも視野に入れているという。


国の天然記念物に指定されている景勝地「古座川の一枚岩」の前を走り抜ける選手たち(和歌山県古座川町相瀬で)
国の天然記念物に指定されている景勝地「古座川の一枚岩」の前を走り抜ける選手たち(和歌山県古座川町相瀬で)
1位でゴールし、ガッツポーズをするアール・ネイサン選手(和歌山県古座川町相瀬で)
1位でゴールし、ガッツポーズをするアール・ネイサン選手(和歌山県古座川町相瀬で)
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