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下手投げに活路 和歌山FB・江口投手

今季から横手や下手投げに変更した江口駿希投手(田辺スポーツパーク野球場で)
今季から横手や下手投げに変更した江口駿希投手(田辺スポーツパーク野球場で)
 野球・さわかみ関西独立リーグ、和歌山ファイティングバーズ(FB)の江口駿希投手(24)は、今季の途中で上手投げから横手投げ、下手投げに転向し、活路を見いだしている。持ち前の速球は封印したが、チームの計算できる投手に成長した。

 江口投手は熊本県出身。広島県の社会人チームを経て、昨季からFBでプレーしている。181センチ、90キロの恵まれた体格から、上手投げでは最速148キロの速球を武器にしていた。しかし昨季は安定性に欠け、7試合の登板に終わった。

 今季は6月12日の堺シュライクス戦で6回2/3、9失点(自責点6)を喫して敗戦投手になってから、救援で登板している。球速よりも制球を優先した結果、自然と試合中に投げる腕の角度が下がっていったという。

 江口投手は「球の速さでプロ(NPB)入りを目指していたが、サイドスロー、アンダースローの方が球にキレがあり、思ったような配球ができる」と話す。

 今季はこれまで22試合に登板し、2勝3敗1セーブ、防御率3・69。

 17日に兵庫県三田市の球場であった兵庫ブレイバーズ戦では、1点リードの9回裏に登板し、三者凡退に抑えて初セーブを記録した。20日、和歌山県田辺市の田辺スポーツパーク野球場であった堺シュライクス戦は2―5で敗れたが、9回の1イニングを無失点に抑えた。9月の4試合は無失点と好調だ。

 球界に横手投げや下手投げの投手は少なく、ほぼ独学。阪神の青柳晃洋投手の投げ方を参考にしているという。まだまだ日によって腕の角度が違うが、直球とスライダーにキレが出て、制球も安定してきた。

 今季のリーグ戦は堺の優勝が決まり、FBを含む残りの3チームで2位争いをしている。残りは4試合。20日の試合後、江口投手は「右打者からは打たれる気がしない。こっち(横手投げ、下手投げ)でプロを目指したい」と、来季に向けての手応えを話している。

■地元試合で催し

 和歌山FBは23日正午から、上富田町朝来の上富田スポーツセンターである公式戦で06ブルズと対戦する。白浜町の「ホテルシーモア」と協力し、オリジナルTシャツや宿泊券が当たる抽選会などのイベントがある。

 28日午後5時から、田辺スポーツパークである兵庫とのホーム最終戦では、花火を打ち上げる。

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