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神島高の3人優勝 国体カヌー少年男子

国体のカヌー競技で好成績を収めた和歌山県選手団。(左奥から)濵本子龍、中山直大、吉田朋矢、(左手前から)阪本直也、小林実央、宮田悠佑の各選手=和歌山県カヌー協会提供
国体のカヌー競技で好成績を収めた和歌山県選手団。(左奥から)濵本子龍、中山直大、吉田朋矢、(左手前から)阪本直也、小林実央、宮田悠佑の各選手=和歌山県カヌー協会提供
 栃木国体のカヌースプリント競技が7~10日、栃木市の谷中湖特設カヌー競技場であり、少年男子カナディアンシングル(C―1)200メートルで神島高校3年の濵本子龍選手(18)が優勝、少年男子カナディアンペア(C―2)200メートルで神島高3年の中山直大(18)・同校2年の吉田朋矢(16)組が優勝した。


 和歌山県選手団からは他に、9、10日に行われた200メートル競技では、成年女子C―1で神島高出身の武庫川女子大学3年、小林実央選手(21)が3位、成年男子カヤックシングル(K―1)で県教育センター学びの丘(田辺市)の宮田悠佑選手(31)が5位に入賞した。神島高教諭の阪本直也選手(34)は、成年男子C―1で決勝まで進み、9位だった。

 7、8日に行われた500メートル競技では、少年男子C―1で濵本選手が3位、同C―2で中山・吉田組が4位に入賞。成年女子C―1で小林選手が3位、成年男子K―1で宮田選手が7位に入った。

 少年男子C―1の200メートルで優勝した濵本選手の記録は45秒7。少年男子C―2の200メートルで優勝した中山・吉田組の記録は43秒4だった。

 8月の全国高校総体(インターハイ)では、濵本選手がC―1の200メートルと500メートルで優勝。中山・吉田組はC―2の200メートルで2位、500メートルで優勝している。

 濵本選手は「自信があった500メートルは悔しい結果になったけど、200メートルではチームのメンバーや家族の励ましで気持ちを切り替えられた。高校最後のレースで思い残すことなく、きれいに終わることができた」と喜びを語った。

 中山選手は「200メートルではしっかり息を合わせて後半で伸び、優勝することができた。高校の締めくくりとして最高のレースだった」、吉田選手は「2人で頑張っていた成果を発揮できた」と振り返った。

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