和歌山県南紀のニュース/AGARA 紀伊民報

スポーツ合宿の受け入れ増 南紀エリア誘致推進協

全日本大学女子硬式野球選手権大会で優勝した尚美学園大学の選手(8月、田辺スポーツパーク野球場で)
全日本大学女子硬式野球選手権大会で優勝した尚美学園大学の選手(8月、田辺スポーツパーク野球場で)
 和歌山県の南紀エリアスポーツ合宿誘致推進協議会は、4~9月(上半期)にスポーツ合宿で県外から3万4443人を受け入れたと発表した。前年度同期(2万6520人)と比べ30%増えた。新型コロナウイルスの影響で合宿のキャンセルが相次いだが、徐々に回復に向かっている。

 本年度から印南町と那智勝浦町が協議会に加わり、構成する自治体は田辺と印南、みなべ、上富田、白浜、すさみ、串本、那智勝浦の1市7町と県になった。

 上半期に合宿を受け入れた人数は、市町別では田辺市が1万6321人(前年度同期比21・7%増)、上富田町8258人(32・7%増)、白浜町5125人(1%減)、串本町2661人(89・3%増)、すさみ町556人(81・7%増)。

 みなべ町は、昨年度の同時期に県外からの野球の合宿がなかったためゼロだったが、本年度上半期は320人だった。那智勝浦町は、協議会の加入前から誘致しているレスリングや卓球の合宿で1202人を受け入れた。印南町は主にゴルフの合宿に力を入れて誘致活動に取り組んでいる段階だといい、本年度上半期の合宿受け入れはなかった。

 田辺市と白浜町では5月に高校のバレーボール大会「龍神植田杯」があり、全国から10校が参加した。8月には、田辺市と上富田町で昨年度に続いて全日本大学女子硬式野球選手権大会があり、全国から10大学が参加した。上富田町では8月、国内ラグビー「リーグワン」に所属する花園近鉄ライナーズが合宿した。

 一方、新型コロナの影響で、4月以降の合宿キャンセルが69団体、9008人に上った。協議会事務局の西牟婁振興局企画産業課によると、4~6月の合宿受け入れは前年度の2倍で推移していたが、7~9月は新型コロナ第7波の影響で利用者の多くを占める学校関係を中心にキャンセルが急増したという。

 同課は「コロナ禍の中でもダイレクトメールの送付などを活用した合宿誘致を進めている。東海方面へのプロモーションにも力を入れたい。今後もスポーツ施設を効果的に運用することで、地域の持続的な活性化に寄与していく」と話している。

公式SNS!フォローしてね!
友だち追加

アクセスランキング

趣味・娯楽

読者チャンネル

新着リリース

紀伊民報からのお知らせ