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海の救助技術競う 白良浜でライフセーバー大会

砂浜に立てられた棒を取り合う「ビーチフラッグス」(30日、和歌山県白浜町で)
砂浜に立てられた棒を取り合う「ビーチフラッグス」(30日、和歌山県白浜町で)
 ライフセーバー(水難救助員)の技術を競う大会「オーシャンサーフチャレンジin白浜2022」(実行委員会主催)が30日、和歌山県白浜町の白良浜で開催された。全国各地の水辺で活躍している選手105人が出場し、日頃の練習の成果を披露した。

 今回で22回目。新型コロナ禍のため3年ぶりの開催だった。関西を中心に九州、関東などから選手が出場した。

 大会競技は、20メートル走って砂浜に立てられた棒を取り合う「ビーチフラッグス」、砂浜を200メートル走り、海を300メートル泳いだ後、さらに砂浜を200メートル走る「ランスイムラン」など6種目。選手は、仲間の声援を受けながら懸命に競技に取り組んでいた。

 今夏、ライフセーバーとして白良浜海水浴場の警備長を務めた大阪体育大学4年の東鈴成さん(21)=岩出市=は「2年間、大会がなくて寂しかった。天候の良い中、大会に出場することができてよかった」と話していた。

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