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初確認から4年で定着 南方系の野鳥シロガシラ

富田川流域でも目撃情報が増えているシロガシラ(9日、和歌山県上富田町市ノ瀬で)
富田川流域でも目撃情報が増えているシロガシラ(9日、和歌山県上富田町市ノ瀬で)
 2018年冬に和歌山県紀南地方で初めて確認された南方系の野鳥シロガシラ(ヒヨドリ科)が、田辺市と上富田町に定着し、生息数を増やしている。日本野鳥の会県支部会員の津村真由美さん(田辺市)は「紀南には大阪で繁殖した個体が入ってきた可能性が高い」と話している。

 シロガシラは全長18センチほどでヒヨドリよりも小さい。頭部に冠羽状の白い羽があり、背はオリーブ色。「ビィ、キョ、トルゥー」などと特徴のある声で鳴く。分布域は東アジアで、日本では八重山諸島と沖縄本島に生息するが、これまで本州ではほとんど見ることはなかった。

 紀南での初確認は田辺市下万呂の左会津川流域。ノブドウの実を食べたり、空中で虫を捕まえたりする姿が見られた。翌春、津村さんが繁殖を確認。その後、急激に目撃情報が多くなり、上富田町でも富田川流域で目撃されるようになった。

 津村さんは「南方系なので南に繁殖域を広げる可能性がある」と注目している。

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