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【動画】サッカー日本代表にエール さらなる快進撃祈願、熊野本宮大社 

 サッカーワールドカップ(W杯)カタール大会で日本がグループリーグを突破し、決勝トーナメント進出を決めたことを受け、和歌山県田辺市本宮町の熊野本宮大社は3日、地元のサッカー少年らと共に、さらなる日本の快進撃を祈願した。九鬼家隆宮司は「素晴らしいチームワークを見せてくれている。今後も選手が役割を発揮すれば、新しい景色が待っている」と期待した。

 上富田町の少年サッカーチーム「上富田FC」の約25人や保護者らが、代表チームの勝利を願った。

 日本サッカー協会のマークにある3本足のカラスは熊野の神鳥「八咫烏(やたがらす)」。今大会の開幕前にも、協会の田嶋幸三会長らが熊野三山を訪れて必勝を祈願した。森保一監督の直筆サインが入ったボールを奉納していて、3日の必勝祈願では子どもたちがボールを持ち、祈りを込めた。

 チーム主将で朝来小学校6年の棒引琥太郎君(12)は「日本がW杯で優勝することを願った。日本は相手が強いと力を発揮すると思う。次の試合では先制点を決めて、守り切ってほしい」と話した。

 日本は今大会のグループリーグを1位で突破した。コスタリカに敗れたものの、いずれもW杯優勝経験国で強豪のドイツ、スペインを破った。トーナメント1回戦は日本時間6日午前0時から。前回大会準優勝のクロアチアと8強を懸けて戦う。

■ロビーで応援展示 新宮市役所

 熊野三山の3社1寺と田辺市、新宮市、那智勝浦町でつくる熊野三山協議会は2日、新宮市春日の市役所1階ロビーで、サッカー日本代表応援展示を始めた。日本サッカー協会のマークが入った旗やレプリカユニホームのほか「がんばれ日本」と記したのぼりなどを並べている。

森保一日本代表監督のサイン入りボールを手にする上富田FCの子どもたち=3日、熊野本宮大社で
森保一日本代表監督のサイン入りボールを手にする上富田FCの子どもたち=3日、熊野本宮大社で
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