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最優秀賞に田辺工 県内工業高校の研究発表大会

研究部門で最優秀賞を受賞した田辺工業高校のチーム(左から)山下稜嘉さん、中谷和人君、松野高幸君、高井正人教諭
研究部門で最優秀賞を受賞した田辺工業高校のチーム(左から)山下稜嘉さん、中谷和人君、松野高幸君、高井正人教諭
 和歌山県内の工業系高校の生徒が参加する「第39回工業教育研究発表大会」がこのほど、御坊市であり、田辺工業高校(田辺市あけぼの)のチームが、研究部門で最優秀賞に輝いた。同校が最優秀賞を受賞するのは4年連続。


 県高校教育研究会工業部会主催。県内の工業系高校5校(和歌山工業、紀北工業、箕島、紀央館、田辺工業)の生徒が、研究部門と作文部門で日頃の研究成果などを発表した。

 研究部門で田辺工業は、機械科3年の中谷和人君、松野高幸君、山下稜嘉さんが「地域貢献を目指した工業高校としての取り組み~地域イベントへの協力と防災活動について」と題して発表。学校近くの斜面に避難階段とはしごを設置したり、過去の卒業生が残した未完成の作品を受け継いで作業したりしたことを紹介した。

 田辺工業はこのほか、作文部門で「田辺工業高校に入学して」と題して発表した機械科3年、谷口孔一君が佳良賞に選ばれた。

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