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大阪ガス野球部が合宿 田辺市、教室やオープン戦も

歓迎セレモニーで特産品を受け取る大阪ガスの前田孝介監督(右から2人目)=8日、田辺スポーツパークで
歓迎セレモニーで特産品を受け取る大阪ガスの前田孝介監督(右から2人目)=8日、田辺スポーツパークで
 大阪ガス硬式野球部が8日、和歌山県田辺市上の山1丁目の田辺スポーツパークで春季キャンプを始めた。22日まで。期間中は野球教室などで地元の子どもらと交流し、紅白戦やオープン戦もある。


 大阪ガスは、田辺スポーツパークが完成した直後の2016年2月から春季キャンプを続けている。昨年6月には、都市対抗野球大会の開幕前に合宿した。

 8日に野球場で市主催の歓迎セレモニーがあり、選手やスタッフら38人が参加。硬式野球部の田中雅人部長が「こちらでキャンプをしてから都市対抗野球大会で初優勝、日本選手権大会で2連覇を達成した。皆さんの応援と協力のおかげ。ここでみっちり練習してシーズンに備えたい」とあいさつした。

 前田孝介監督は「今年もここで一年をスタートさせることができて大変ありがたい。勝つことで皆さんの期待に応え、感動を与えるような試合をしたい」と話した。

 期間中はさまざまな交流行事を予定している。11、12日は地元の高校野球部と合同練習、15日は闘雞神社(田辺市東陽)で境内清掃と必勝祈願をする。19日は田辺・西牟婁の中学1、2年生約40人を対象にした野球教室を開く。紅白戦は16日午後1時からと19日午前10時半から。オープン戦は20日午後1時から大阪工業大学、21日午後1時からマツゲン箕島硬式野球部と対戦する。

 大阪ガスは社会人野球の二大大会である都市対抗に28回、日本選手権に25回出場している強豪。阪神の近本光司外野手らプロ野球選手も多く出しており、昨年10月のドラフト会議では河野佳投手が広島から5位で、児玉亮涼内野手が西武から6位指名を受けた。

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