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カワヅザクラのライトアップ開始 古座川町の鶴川公園

ライトアップされた鶴川公園のカワヅザクラ(和歌山県古座川町鶴川で)
ライトアップされた鶴川公園のカワヅザクラ(和歌山県古座川町鶴川で)
 和歌山県古座川町鶴川の鶴川公園にあるカワヅザクラが見頃を迎えた。今年は町観光協会が「桜フェア2023」として3種類の桜を順にライトアップしていく催しが、2月28日からスタート。暗闇の中、照らされたカワヅザクラのピンク色の花が幻想的に浮かび上がり、訪れた人たちを楽しませた。次回は4日の予定。

 国道371号沿いにある鶴川公園は町が整備したもので、広さは約2千平方メートル。公園を囲むようにして16本のカワヅザクラが植えられており、地域の桜の名所として親しまれている。

 観光協会はこの日、八分咲きほどになったカワヅザクラを四つの照明を使ってライトアップ。堺市から訪れた女性(55)は「古座川の桜を楽しみにしており、観光協会のインスタグラムでライトアップを知って見に来た。咲きそろっていてとても美しい。昼間にも見に来たい」と笑顔を見せた。

 ライトアップの時間は午後6時~7時半。4、5日と11、12日の実施を予定しているが、11、12日は開花状況によっては中止する可能性もある。

 その後のライトアップは今のところ、18、19日と21日に同町池野山にあるクマノザクラのタイプ標本木、25、26日と4月1、2日に同町相瀬にある国の天然記念物「古座川の一枚岩」周辺のソメイヨシノを予定している。

 問い合わせは町観光協会(0735・70・1275)へ。

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