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森に星降る夜演出 闘雞神社で木もれ陽プロジェクト

13、14日に開催される「木もれ陽プロジェクト」に向けて準備作業をする関係者(10日夜、和歌山県田辺市東陽で)
13、14日に開催される「木もれ陽プロジェクト」に向けて準備作業をする関係者(10日夜、和歌山県田辺市東陽で)
 芸術イベント「紀の国トレイナート2019」を主催する実行委員会は13、14の両日午後6時~8時半、和歌山県田辺市東陽の闘雞神社境内の公園で、照明機の光を利用して森に星降る夜を演出するイベント「木もれ陽プロジェクト」を開く。

 12、13日に予定していたが台風接近のため13、14日に順延した。

 「木もれ陽プロジェクト」は、大型クレーンで高さ30メートルに釣り上げた2千ワットの照明機から星形の光を放ち、木々の葉に照射させて、無数の星形を映し出す。

 科学現象と人間の認識のずれを視覚化、体験化する作品を展開している「地球と遊ぶプロジェクト」代表の木村崇人さん(48)=山梨県=が20年ほど前から各地で催している。

 今回はトレイナートに参画し、創建1600年の闘雞神社で実施することになった。

 10日夜には、境内公園内で準備作業を実施した。

 実行委の廣本直子委員長は「ぜひ、光のアートを見に来てください」と話している。

 会場では、7月に神社で実施した創建1600年を祝う「雞合(とりあわせ)灯籠(とうろう)」に使った灯籠も100基設置し、ライトアップする。
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