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大規模災害時も診療できます 和歌山県がネットに情報

大規模災害時に患者受け入れ可能な医療機関を確認できるホームページの画面(イメージ)=和歌山県提供
大規模災害時に患者受け入れ可能な医療機関を確認できるホームページの画面(イメージ)=和歌山県提供
 和歌山県は大規模災害時、県民や観光客が混乱することなく医療を受けられるよう、診療可能な医療機関をインターネットで発信する仕組みを整えた。「わかやま医療情報ネット」に地図で掲載する。全国初の取り組みという。

 大規模な災害が発生した時、医療機関が被災したり、受け入れ可能な患者数をすでに超えていたり、医師らが出勤できなかったりして、通常の診療ができなくなる可能性もある。そこで県は患者受け入れ可能な情報をネットで提供し、県民や観光客が早く円滑に受診できるようにした。

 県内全ての83病院と透析診療所18施設が参加する。県内で震度6以上の地震を記録した時、災害救助法の適用を必要とするクラスの災害が発生した時などに稼働し、医療機関関係者が情報を打ち込む。

 対象の災害発生時に「わかやま医療情報ネット」トップページに表示される「災害時の案内はこちら」のバナーをクリックすれば閲覧できる。地図上の医療機関を「受診可能」「救急のみ受診可能」「受診不可」「未入力」の四つのマークで示す。透析や人工呼吸器患者受け入れの可否の情報も分かる。バナーは通常時は表示されない。

 県医務課は「災害で多くの負傷者が出た場合、医療機関も混乱することが想定される。どこが受け入れ可能か情報を示すことで、スムーズに受診してもらえるようにしたい」と話している。

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