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由良町で被害初確認 特定外来のクビアカツヤカミキリ、和歌山

クビアカツヤカミキリの成虫(和歌山県林業試験場提供)
クビアカツヤカミキリの成虫(和歌山県林業試験場提供)
 和歌山県は29日、特定外来生物のクビアカツヤカミキリの被害が、由良町内で初めて確認されたと発表した。

 クビアカツヤカミキリは幼虫がモモやスモモ、梅、サクラなどバラ科の樹木を食い荒らす。

 27日に、住民から由良町役場に通報があり、町や振興局職員が確認したところ、家庭菜園のモモの木1本で、幼虫が排出する木くずとふんが混ざった「フラス」と幼虫7匹を確認した。

 県は周辺の被害調査を進めるとともに、警戒や見つけた場合の通報を呼びかけている。県内でこれまでに被害が確認されたのは、紀北と御坊・日高地方の計9市町と広がっている。

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