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歴史と自然楽しむ 印南、みなべでウオーク

平安衣装を着た女性も登場し、参加者を楽しませた歴史ウオーク(和歌山県みなべ町西岩代で)
平安衣装を着た女性も登場し、参加者を楽しませた歴史ウオーク(和歌山県みなべ町西岩代で)
 和歌山県印南町のJR切目駅からみなべ町の千里王子までを歩く歴史ウオークイベント「有間皇子が見た風景」が9日にあり、参加者が歴史を感じるとともに、海の眺望や道端に咲く花など自然に癒やされながら楽しんだ。

 岩代地域で地元の活性化に取り組む3人組「OJINS」のプロジェクトとして開催。3人は代表の松川哲朗さん(61)、出口晴夫さん(61)、川﨑雅史さん(60)。5月に岩代駅でイベント「一日限りの梅星BAR」を開いたのに続く第2弾。

 有間皇子は飛鳥時代の658年、謀反の罪で斉明天皇が行幸していた白浜温泉に護送される途中、自傷歌を残しており、11月11日に藤白坂で処刑された。当時をしのぶウオークとして、岩代の地で歌を詠んだと考えられる日に合わせて開いた。

 みなべ町内や田辺市、上富田町、紀の川市、海南市などから42人が参加。切目駅を出発した一行は、県文化財センターに勤める川﨑さんやみなべ観光ガイドの会のメンバーの解説を聞きながら、切目中山王子や徳本上人名号碑、有間皇子歌碑、有間皇子結び松の碑、岩代王子、千里の浜を経て千里王子・千里観音まで約8キロを歩いた。

 途中、岩代駅では地域の人らが用意したイセエビのみそ汁やイノシシ汁、おにぎりを味わった。地元出身で東京都の会社員、杉本朋子さん(33)はあでやかな平安衣装を着て出迎え、記念写真に応じた。

 同町清川のJR西日本社員、高野航大さん(20)は「歴史を感じたし、改めて地域の良いところを発見できた」、印南町生まれで和歌山市の清水弘美さん(60)も「自然がすごくすてきで、こんなに素晴らしい所があるというのを今まで知らなかった」、有田市の山﨑哲一さん(71)は「有間皇子のタイトルに引かれて参加した。ここを歩くのは初めてでよかった」と皆、満喫した様子だった。

 松川さんは「皆さんの意見も聞き、他の団体の協力も得ながら、またイベントを開いていきたい」と話した。

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