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海霧見える日は? 気象条件から予測に挑戦「写真提供を」、和歌山・串本の田原沖

和歌山県串本町田原の海岸で発生する冬の風物詩「海霧」(11月14日撮影)
和歌山県串本町田原の海岸で発生する冬の風物詩「海霧」(11月14日撮影)
 和歌山県の串本町や南紀熊野ジオパークガイド、南紀串本観光協会などでつくる「南紀熊野ジオパーク串本町ジオ興しの会」は、同町の田原沖で発生する海霧の発生予測をしようと「みんなの写真で海霧調査」を始めている。今冬に撮影した海霧写真の提供を呼びかけている。

 田原の海霧は、冷たい空気が近くを流れる田原川に沿って流れ込み、海水との温度差によって発生する現象。朝日に照らされて黄金色に輝き、幻想的な風景を生み出す。海岸の岩や海霧の中を通る漁船と一緒に撮影しようと、写真愛好者が多く訪れる。

 町ジオ興しの会は、海霧がきれいに見えた日の気象条件を調べて予測しようと計画している。たくさんの写真が集まると予測の精度も上がるという。海霧が見えなかった日の写真も受け付けている。募集するのは来年2月までに撮影した写真。

 写真は、件名に撮影日を入力して町産業課のメール(sangyou@town.kushimoto.lg.jp)に送るか、インスタグラムで「#(ハッシュタグ)田原海霧調査」を付けて投稿すればよい。

 問い合わせは事務局の町産業課(0735・62・0557)へ。

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