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ふるさと大切にする心育んで 子どもの絵画展入賞者決まる、和歌山・田辺市で1月展示

応募作品を見て回る審査員(和歌山県田辺市秋津町で)
応募作品を見て回る審査員(和歌山県田辺市秋津町で)
 第32回子どもふるさと絵画展(天神崎の自然を大切にする会、紀伊民報主催)の審査会が23日、和歌山県田辺市秋津町の紀伊民報であった。園児や小中学生の作品667点の中から、特選66点、準特選132点、国立公園賞5点を選んだ。

 絵を描くことを通じ、ふるさとの自然や文化を大切にする心を育んでもらいたいと毎年、開いている。

 応募数は前年並みだった。667点のうち、絵に「海を大切に」「自然を守ろう」などのメッセージが入る作品39点はポスター部門に分類した。この部門の特選が国立公園賞。

 審査は、田辺・西牟婁の元美術教員ら15人が担った。身近な風景や寺社などを描いた作品の一つ一つを、じっくりと見て回った。

 審査員が意見を出し合う時間では「自分の描きたいことをストレートに表現できている」「遠近の表現や色の濃淡といった技法が積み上げられている」といった声があった。「今日は寒いが、子どもたちの絵から暖かさをもらえた」と評価する意見もあった。



 応募作品は来年1月27、28日、田辺市新屋敷町の紀南文化会館で展示する。

 (特選と準特選、国立公園賞の受賞者は近く、紙面で紹介します)

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