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初の主演映画、故郷で上映 工藤成珠さん「ひとしずく」、21日に和歌山県田辺市で

主演した工藤成珠さん(映画「ひとしずく」の一場面)
主演した工藤成珠さん(映画「ひとしずく」の一場面)
 和歌山県田辺市上秋津出身の女優、工藤成珠さん(23)が主演した映画「ひとしずく」が、21日に田辺市新屋敷町の紀南文化会館で上映される。地域おこし協力隊として鹿児島県に移り住んだ女性の成長を描いた映画。工藤さんは「地元での上映はとてもうれしい。温かい気持ちになれる作品。たくさんの人に届けたい」と話している。


 工藤さんは上秋津中学校を卒業後、女優を目指し上京。現在は東京都内の芸能事務所に所属し活動している。自身にとって、今回が初めての長編映画出演。単独で主役を務めるのも初めてという。

 舞台となった鹿児島県南大隅町の地域おこし協力隊OBの山下大裕さん(31)が監督・脚本を務めた自主制作映画。クラウドファンディングの支援金や協賛金に加え、山下さんが自己資金を投じている。地域おこし協力隊のリアルな姿を描きたいと全国各地の協力隊200人を取材し、脚本を仕上げた。コロナ禍による3年間の撮影延期を経て、完成にこぎ着けた。

 工藤さんが演じるのは地域おこし協力隊の女性。田舎暮らしへの憧れと人生の再出発を切りたいという思いから、東京での生活をやめて南大隅町に移住し、さまざまな壁を乗り越えながら成長していく役だ。220人が参加したオーディションで主役に選ばれ、昨年4~5月、南大隅町を中心に約2週間の撮影をした。

 「何も知らない所に飛び込む女性の役。私自身も、現地で感じたことをそのまま表現するように心がけた」と工藤さん。地元住民らが撮影に協力的で、食事を提供してくれたり、送迎してくれたりしてありがたかったという。

 南大隅町で昨年11月に初上映。鹿児島県外での上映は田辺市が初めてとなる。工藤さんは「主人公の成長を見守りながら、映画を楽しんでもらいたい」と話している。

 上映開始は午後2時(上映時間約90分、開場は午後1時半)。チケットは一般1500円、小学生~高校生千円。地域おこし協力隊(OB・OG含む)は名刺を提示すれば1200円になる。上映後には、工藤さんや山下監督らの舞台あいさつがある。紀伊民報など後援。

 前売り券は、紀南文化会館窓口と「チケットぴあ」で購入できる。

 問い合わせは、上映会事務局(070・4321・8815)へ。

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