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「ロケット効果」で予約急増! 3月9日発射で串本と那智勝浦の宿泊施設、和歌山

串本町の街並み。民間小型ロケットの初号機が打ち上がることを受けて町内の宿泊施設はほぼ満室となっている(和歌山県串本町串本で)
串本町の街並み。民間小型ロケットの初号機が打ち上がることを受けて町内の宿泊施設はほぼ満室となっている(和歌山県串本町串本で)
 和歌山県串本町田原の民間小型ロケット発射場からの初号機発射が3月9日と発表されたのを受け、同町や那智勝浦町の宿泊施設では前日の8日の宿泊が予約でほぼ満室になっている。発射延期を考えて後泊の予約をしている人もいる。串本町の観光関係者は「JRや飲食店などを利用する人も多く見込まれ、経済効果は大きい」と話している。


 串本町産業課によると、町内全体で計約2600人が宿泊可能。しかし、サンゴ台にあるホテル(約800人収容)が3月末まで休業のため、受け入れられる施設は通常より少ない。

 同町串本のホテル「大江戸温泉物語南紀串本」は、最大約350人宿泊できるが、8日は満室、9日もほぼ満室の状態。8日は春休みの学生や団体の予約で元々残室が少なかったため、ロケットの打ち上げが発表された1月26日に一気に予約で埋まったという。

 担当者は「打ち上げを楽しみにしている人が多いと実感した」と話す。同施設では、打ち上げを見てもらおうと9日の午前11時~正午に8、9日の宿泊者を対象に屋上を開放することを検討しているという。

 那智勝浦町観光企画課によると、町内の宿泊施設には計約3千人が宿泊できるが、打ち上げ前日の宿泊は「ほぼ予約が取れない状況と聞いている」という。

 担当者は「串本町や那智勝浦町内では宿泊できず、新宮市やすさみ町、田辺市方面で宿泊される方もいるようだ」と話す。

 那智勝浦観光機構では先ごろ、見学場となる那智勝浦町浦神の旧浦神小学校から観覧し、町内の世界遺産も訪れることができる打ち上げ前日の宿泊とセットにした送迎ツアー(定員20人)を販売し、翌日に完売したという。

 ツアーでは町内だけでなく隣の新宮市内のホテルも宿泊先としており、担当者は「打ち上げ予定日の発表が急だったので、宿泊施設をなかなか押さえられなかった。見学場の入場チケットがすぐに完売となったことから、ツアーに申し込まれた方もいたようだ」と話している。

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