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雨の中660人疾走 梅産地でUMEロードマラソン、和歌山・田辺市

雨の中、競技場を一斉にスタートするランナー(25日、和歌山県田辺市上の山1丁目で)
雨の中、競技場を一斉にスタートするランナー(25日、和歌山県田辺市上の山1丁目で)
 第10回「南紀田辺UME(ウメ)ロードマラソン」(実行委員会主催、紀伊民報など後援)が25日、和歌山県田辺市上の山1丁目の田辺スポーツパーク陸上競技場を発着点に開かれた。冷たい雨が降る中、参加した660人は元気にコースを駆け抜けた。

 今回は30キロが追加され、ハーフ、10キロ、5キロ、3人一組で各5キロを走って合計タイムを競うチームマラソンの計5部門があった。

 田辺スポーツパークを出発し、田辺西バイパスを通り、芳養町から上芳養にかけての県道や市道を走るコース。沿道の梅の花はまばらだったが、地元住民やスタッフらが梅をデザインした旗を振りながらランナーに声援を送った。

 ハーフの総合優勝は、男子が1時間12分17秒で井澗洸太さん(田辺市)、女子が1時間21分41秒で堀木真由さん(同)だった。

 男子ハーフ39歳以下で優勝した、みなべ町晩稲の中嶋司さんは「前回は駄目だったので今回の結果は良かった。来年も参加して晴天の下、梅の花を見ながら走りたい」と笑顔を見せた。

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