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懇親会過激ダンスで陳謝 自民和歌山県連、余興企画した川畑哲哉県議の離党届を受理

自民党若手議員の懇親会に過激なダンスを披露する女性ダンサーを招いたことの責任として、離党届を提出した川畑哲哉県議(右)=11日、和歌山県庁で
自民党若手議員の懇親会に過激なダンスを披露する女性ダンサーを招いたことの責任として、離党届を提出した川畑哲哉県議(右)=11日、和歌山県庁で
 自民党和歌山県連は11日、近畿6府県の党若手議員が出席した懇親会で、過激な衣装を着た女性ダンサーによる余興を企画した川畑哲哉県議(岩出市)の離党届を受理した。県連幹事長の山下直也県議(和歌山市)は「主管した県連として誠に申し訳なく思っている」と陳謝した。

 懇親会は昨年11月18日に和歌山市のホテルで、近畿ブロック会議の後にあった。余興として招かれた女性ダンサー5人が下着のような露出の多い衣装を着て、壇上やフロアでダンスを披露した。出席者がダンサーに口移しでチップを渡したり、体を触ったりする場面もあり、一部参加者から不適切だという声が上がった。

 川畑県議は11日、一連の騒動を謝罪した上で「多様な生き方や仕事などをテーマにスポットの当たっていない場所もしっかり見ていこうという問題提起だった」などと企画の趣旨を説明。「ゴーゴーダンス」という種類は知っていたが、詳細な衣装を事前にチェックしていなかったという。引責離党はするが、議員辞職はしない方針。

 県連によると、会議と懇親会の費用は合わせて約120万円。このうち約90万円が党本部からの助成金と参加者の会費、約30万円を県連の一般会計から支出。懇親会に公費は使われていないという。

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