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未成年の飲酒ダメ きしゅう君も参加し呼び掛け

駅を利用する高校生(左)に啓発品を手渡す、田辺税務署の野間剛署長=田辺市湊で
駅を利用する高校生(左)に啓発品を手渡す、田辺税務署の野間剛署長=田辺市湊で
 田辺小売酒販組合(高垣傳次理事長)は19日、和歌山県田辺市湊のJR紀伊田辺駅前で、田辺税務署や田辺署などと啓発活動をした。年末年始は飲酒の機会が増えるとして、20歳未満の飲酒防止を呼び掛けた。

 組合員や田辺税務署職員、田辺署員のほか、田辺納税貯蓄組合連合会や田辺納税協会のメンバーら計25人と、県警マスコットの「きしゅう君」も参加した。

 参加者は、駅を利用する高校生を中心に、チラシとポケットティッシュを配布。チラシでは、20歳未満の飲酒は法律に違反しているだけでなく、依存症や記憶力の低下、臓器に障害が起こりやすいといった悪影響があることも紹介した。

 田辺小売酒販組合の高垣理事長(78)は「大人が子どもに飲酒を勧めるケースがあるが、一杯の酒がその子の人生を左右する恐れもある」。田辺税務署の野間剛署長(54)は「子どもたちが気を付けると同時に、周囲の大人も飲ませないようにすることが大切。お酒は20歳になってから、適量を飲むようにしていただきたい」と話した。

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